留学生の就活を応援！不安を自信に変えよう　 -先輩との交流と対話が未来への一歩に-

5月31日（土）、八尾駅前キャンパスで「留学生のための日本就職応援会」が開催され、日本での就職を目指す多くの留学生（主に学部4年生と修士2年生）がここに参加しました。学生としては数年を日本で過ごした学生達ですが、「就活」は初めてのことで不慣れです。最初のプログラムであるキャリアガイダンスに参加した留学生たちの眼差しは真剣で、メモを片手に、必死の形相で説明に耳を傾けています。

不安の尽きない「就活」ですが、そんな留学生達には心強い味方が存在します。今回も快く協力を買って出てくれたのは、今では日本の様々な業界で働く先輩卒業生たちです。まずは、先輩たちによるパネルディスカッションです。就職の決め手や今の現在の仕事内容、文化の違いに悩んだことなど、自身の経験をリアルに語ってくれました。学生達が特に関心を見せたのは「失敗談」です。笑えるエピソードもあれば、笑えない失敗談もありましたが、「失敗を恐れず、とにかく積極的に行動をして」というアドバイスは、強く心に響いたようでした。

続いて行われた卒業生と留学生が少人数で語り合うキャリア座談会では、製造業、商社、金融業界、旅行業界、自動車業界、不動産業界など、先輩たちが働く業界別ブースを設け、留学生たちは自身の志望業界に応じて、ブースを訪ねて交流しました。そこでは、企業が求めるスキル、仕事のやりがい、職場での工夫など、様々な「訊きたいこと」と「伝えたいこと」が飛び交いました。真剣であればであるほど、時間はあっという間に過ぎていきました。

閉会式では、参加した学生から「自分も頑張れそう」「不安が減った」「もっと先輩たちと話したい」「先輩たちの経験談を聞けてよかった」「日本の職場を知ることができた」といった声が多くあがりました。家路につく留学生達の顔からは、「朝の不安げな表情」が消えて、少しだけ自信の色が浮かんでいるように見えました。
大阪経済法科大学は、一人ひとりの留学生、ここで学ぶすべて学生の希望進路を叶えるべく、力を尽くします。