

大阪経済法科大学について
学長メッセージ
答えのない問いに向き合い、 新しい世界で輝いてほしい。
絶え間ない変化の中で自らの価値を高め、証明する力。
グローバル化と情報化、少子高齢化と環境問題。研究においても、進路選択においても不可欠なこの4つの問題は、近年新たな局面を迎えています。人?モノ?カネ?情報がこれまで以上にボーダーレスに行き来する一方で、紛争や分断が絶える気配はありません。情報分野においてはAIによる技術革新が世界をどのように変えるのか、正確に予測することは困難です。少子高齢化は国内の生産年齢人口の減少から、外国人人材の増加という新たなフェーズに移行し、環境問題はいまや気候変動を実感させる段階に至りました。
こうした先行きが不確実な社会へと出ていく若者には、絶えず世界にアンテナを向け、情報やデバイスを正しく上手に活かすスキル、また多国籍な人材と協調しながら、これまでにないアプローチで成果を生み出す力が求められます。さらに大学進学率が過去最高を更新し続ける中では、自らの専攻を明確に意識して、卒業論文やレポートにまとめる力だけでなく、資格取得をはじめ、自らの力を客観的に示すこともより重要になるでしょう。
学生一人ひとりに「光」を見出し、新しい一歩を後押しする。
Profile - プロフィール
山垣 真浩 / Masahiro Yamagaki
博士(経済学)

最終出身学校?学位
一橋大学大学院経済学研究科博士課程
博士(経済学)
主な担当科目
社会政策、研究指導Ⅰ?Ⅱ
研究
- 雇用関係の理論
- 労使関係
- 労働組合運動
- 解雇規制
著書
- (共著)『どうする日本の労働政策──いま社会政策に何ができるのか②』ミネルヴァ書房、2021年
- (共著)『新自由主義と労働』御茶の水書房、2010年
- (共著)『新自由主義改革と日本経済』三重大学出版会、2008年
- (共著)『労働組合の組織拡大戦略』御茶の水書房、2006年
Philosophy
経済と法律が社会の両輪。 この二つの学問を修めることで、 無類の人格を形成できる。
「経済と法律、二つの学問の習得による人格の形成」
「実践の中から真理を探求する実学の精神を持った人材の育成」
「教育研究を通じた人権の伸張と国際平和への貢献」
知識基盤社会の到来に向け万人に開かれた高等教育の実現を目指して。
金澤博士は、知識基盤社会の到来を予測して、学ぶ意欲を持ち、そのための努力を惜しまない者すべてに門戸が開かれた高等教育の実現に向けて尽力し、1971年1月27日、学校法人大阪経済法律学園を設立し、同年4月、大阪府八尾市に経済学部と法学部の2学部からなる大阪経済法科大学を開設しました。
経済と法律、二つの学問を修めることによって無類の人格を形成することができる。
本学園は、建学の理念を、?学校法人大阪経済法律学園寄附行為?前文に、次のように定めています。
『創立者金澤尚淑博士は、?経済と法律が社会の両輪であり、この二つの学問を修めることによって無類の人格を形成することができる。?との信念に従い、万人に開かれた高等教育の実現を目指し、幾多の苦難を乗り越えて、一九七一年(昭和四十六年)に学校法人大阪経済法律学園を設立した。本学園は、創立者の建学の理念に基づき、広く知識を教授し、実践の中から真理を探求する実学の精神を持った人材の育成を行うとともに、教育研究を通じて人権の伸長と国際平和に貢献することを使命とする。』