経済についての洞察力を磨き、 未来を拓く人材へ。

学部のポイント

1.フィールドワークを通して、実社会の課題解決にチャレンジできる

講義等で修得したデータ分析能力や専門知識を携えてフィールドワークに参加できます。経済活動の中心地に赴き実態を知る中で、実社会における課題の発見?調査?解決に取り組みます。

2.公務員行政職プログラムで採用試験合格をサポート

経済学部では、公務員行政職を中心に毎年学生が公務員採用試験の合格を勝ち取っています。学部独自のプログラムでは、公務員としての仕事の理解から試験対策まで、公務員に必要な素養を網羅的に身に付けられます。

経済学部「公務員行政職プログラム」

経済学の専門知識を活かして活躍する公務員行政職?専門職を目指すプログラムをさらに強化します。
政府や地方公共団体の仕事の進め方を根本的に見直し、より効果的で効率的なものに変える、「エビデンスに基づく政策立案(Evidence-Based Policy Making:EBPM)」と呼ばれる考え方が注目されています。経済学部の「公務員行政職プログラム」では、公務員試験に合格するだけでなく、公務員になってから、EMPMをはじめ経済学の専門性を活かした政策の立案?遂行ができる人材を養成します。そして、ミクロ経済学?マクロ経済学?財政学?経済政策?産業政策?社会政策等の経済学の専攻を深めながら、Sコース「公務員講座」と合わせて、憲法?民法?行政法などの法学部専門科目も学修することで、経済学の知識に強みを持ち、データ活用スキルと論理的思考能力に優れた公務員を目指します。
また、学修サークル「都市経済研究会」でのフィールドワークや官庁訪問などと合わせて、段階的に実力を高め、難関公務員試験への現役合格を目指します。

【公務員行政職プログラムの概要】

  1年次 2年次 3年次 4年次
講義科目 国家公務員をめざす ? 政策?データサイエンスコース「国家公務員モデル」
地方公務員をめざす ? 都市経済コース「地方公務員モデル」
※コース選択は2年次から
公務員
特別演習
  公務員
特別演習ⅠA?B
公務員
特別演習ⅡA?B
公務員
特別演習ⅢA?B
Sコース 公務員
基礎講座
公務員講座(行政職) 公務員講座(行政職)  
課外活動 「都市経済研究会」などの学習サークルに参加

2024年度経済学部公務員試験合格実績

国家公務員一般職、裁判所事務官、大阪市役所、東大阪市役所、桜井市役所など

国家公務員試験一般職(行政)の専門科目(16科目)一覧

赤字は、経済学部の正課科目またはSコース「公務員講座」で学修可能な科目)
 

経済学系(4科目) ミクロ経済学マクロ経済学、財政学?経済事情、経営学
法学系(7科目) 政治学、行政学、憲法行政法民法(総則及び物権)民法(債権、親族及び相続)、国際関係
その他(5科目) 社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般)


国家公務員試験一般職(行政)の試験では上記16科目から8科目を選択し解答。

3.時代が求める「データサイエンス╳経済」を究め、企業?行政で解決策を生み出せる人材に

データサイエンスの専門知識や技能について、実務経験豊富な教員から実践的に学べます。高いデータ分析能力を修得し、国や地方公共団体、企業でデータに基づいた政策立案や経営判断ができる人材をめざします。

実社会で役立つ金融知識を深め、「時間を味方につける」という視点を養います。資産管理、投資、借入、保険、税金などを学修することで、将来のライフプランを実現するために必要な責任ある判断力と行動力が磨かれます。

4.学ぶほどに未来が豊かになる金融経済を大手金融機関から学ぶ

5.実務経験豊富な教員から、経済学を実践的に学べる

経済学部の教員は、長く大学?大学院で研究してきた教員のほか、中央省庁、シンクタンク、経済団体など多彩な分野で活躍してきた実務家出身の教員も多数在籍。教員各自の専門性や経験を活かして、学生の皆さんを直接指導します。

教育特色

専門研究

2年次にコースを選択し、より高度な経済学の専門分野や周辺領域の学修を進めると同時に、自分自身の研究テーマを絞っていきます。3年次から4年次は、その研究テーマを深く掘り下げる期間。これまで学修した経済学の知見をもとに、学修の集大成として4年次には卒業論文の執筆に取り組みます。

卒業論文テーマ(一部抜粋:2025年3月卒業生)

  • 日本の公的年金制度の課題と対策 -諸外国の公的年金制度の仕組みを参考にして-
  • プライベート?ブランド商品における排他的取引の反競争効果について
  • 少子高齢化と日本経済社会の行方 —働き方改革と他国の少子化対策から考える—
  • AIが進化をしていく中でなくなる職業はあるのか
  • ファッション産業からみる環境政策による関税と数量規制の余剰分析を用いた比較検討
  • ビットコインの安全性と投資資産としての優位性に関する研究
  • 再生可能エネルギーは地方自治体を豊かにするのか —兵庫県淡路島と長野県佐久市の事例を中心に—
  • 外国人労働者の現状と問題 —これからも急増する外国人労働者とどう向き合っていくべきか—
  • 外国人労働者の子どもの学校教育 —言語の壁と多文化共生社会を進める意義—
  • ベンチャーキャピタルの発展と国際比較 —日中米三国を中心に—
  • 日本銀行のマイナス金利政策終了の経済影響に関する研究 ーマイナス金利政策終了が示す日本経済の未来像
  • 日本における低賃金および男女雇用格差 —女性の雇用環境改善と社会的影響—

経済学部学生研究発表大会とは

調査?研究?発表で専門知識への理解を深める

学生研究発表大会は、年に1度、経済学部の各ゼミが日頃の研究成果を披露する学生研究発表大会です。毎年2年生以上の50組にも及ぶグループが“真剣勝負”を繰り広げます。それぞれ関心のあるテーマを自主的に探究することによって、専門分野への理解を深めています。

第13回経済学部学生研究発表大会を開催

2024年11月21日(木)に八尾駅前キャンパスにて、第13回経済学部学生研究発表大会が開催されました。
同大会は学生が日々の演習で具体的な目標を持ち、研究成果を発表する場として、また、他者からのコメントを通じて自身の研究をさらに発展させる機会として開催されています。
今年度は3年生36チーム、2年生33チームがエントリーし、合計300名以上の報告者が各セッションで研究発表を行いました。